必要な衛生材料が回るべきところに回らないという事態が生じています。
マスク不足は当ステーションにとっても他人事ではなく
「在庫が限られてきたので衛生に気をつけつつも大切に使うこと。」
と朝のミーティングで所長から話がありました。
在庫が限られているものだけど、衛生に気をつけつつ大切に使う。
なかなか難しい話です。
でも私たちが媒介することだけは、絶対に絶対に絶対に避けなければならない事態。
どうすればいいかスタッフみんなで思案しつつ訪問に出ました。
つい3ヶ月前まではマスクに苦労するなんて思いもしませんでした。
訪問途中で、一旦ステーションに立ち寄った際
なぜか箱マスクが目に入りました。
朝、ステーション出る時にもあったっけ?
神々しくすら見える箱マスク。
不思議に思っていたら、なんと先ほど
「近所に住む者ですが。お困りでしょう。」
と若者が置いていってくださったとのこと。
せめてお名前をお聞きしたかったのに。それすら断って去って行かれたそうです。
今、このような困難の中にあり暗くなりがちなところ思いがけず心が暖かくなりました。
マスクをくださったおにいさん
マスク以上のものを頂きました。
ありがとうございました。
訪問先で「少しあるから」と分けてくださったこともあります。
みなさんの暖かい優しさに支えられているのだなあと改めてつくづく考える日でした。
【この度は地域の方より暖かいご支援を賜り、心より感謝いたします。
お力を頂きました、本当にありがとうございました。
皆様の大切な方々をお守りするべく
マスクの下からも変わらず笑顔をお届けしたいと思います。
にこにこスタッフ一同、笑顔を忘れず皆様が安心して過ごせるようますます努力して参ります。
地域の方々も皆様、どうぞ御身体ご自愛ください。
にこにこ訪問看護ステーション 所長 小野寺 スタッフ一同】
くろ